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神の雫 ローランの疑問と自分探し [神の雫]

 「神の雫」第8巻から登場するローランは、遠峰一青がタクラマカン砂漠(!)で出会った日中ハーフの女の子。

 現地でガイドの仕事をしている彼女いわく、

「初めてだよ。ここにワイン探しにやって来た日本人」

 そりゃそうだ。ワイン極めにタクラマカンにやって来る人間なんて、世界広しといえど、彼くらいのものでしょう。

 ローランはさらに続けて、
「たまに見かけても、日本人はわけのわからないことを言う人ばかりだからね」

「わけのわからないこと?」
 と、一青が聞き返すと、

「『自分探し』とか言う人多い。どういう意味? 自分はここにあるじゃない」

 最初にこのシーンを読んだ時には、ダンナと笑った~。

 ひところ流行りましたねえ、自分探し!
 日本の若者はデイパック背負って、秘境に自分探しの旅に出たものだ。

 世の中いろいろとせちがらくなり、ノンキに自分探しなんてしている余裕もなくなったせいか、すっかり下火になってしまった気がしますが。

 ワインテイスターとしての才能を見出されたローランは、この後、一青に招かれて来日、彼の恋人となりますが、やがて別れが。

 それでも彼女は自分自身のワインの道を歩んでいきます。

 しかし何だなあ、遠峰一青、タラシと言うか、ホントに手が早い!
 
 「純情なワンコ」の主人公とはえらい違いだ。

 そういえば雫くんって、みやびちゃんと手をつないだこと、あったかしら?


神の雫(8) (モーニング KC)

神の雫(8) (モーニング KC)

  • 作者: オキモト・シュウ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/10/23
  • メディア: コミック



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