クラブ・ディーヴァ 後日談 オペラ座の怪人症候群 [ホストクラブ「ディーヴァ」]
実家より帰ってまいりましたマダムTONTOでございます。母はほぼ普段の状態に戻り、安心しております。
ご心配いただいたみなさま、まことにありがとうございました。
さて、クラブ・ディーヴァは、当店ホストたちがノリノリだったオペラ座の怪人ナイト、どうやら今でもブームが続いているようでございます。
名づけて、オペラ座の怪人症候群!(笑)
休憩時間ともなれば、カールがさっとマスクをつけ、「私のクリスティーヌ!」
ソロ様もこれに答えて、「ファントム、あなたの素顔を見せて」
実に息のあったコンビでございます。
デヴィとカールも顔を合わせれば、「息子よ!」「父さん!」
ハジは悪役の妖しげな微笑がすっかり気に入ってしまったようで、あまりやりすぎると某アニメ・コード○アスのL君のように「邪悪な笑み」になってしまわないか心配です。
御曹司のジョエルは「才能ある若く美しいお嬢さんのパトロンというのも、いいかもしれませんね。あ、もちろん芸術を支援するという意味ですよ」などと申しております。
明智さんは久しぶりの捕り物(?)で刑事魂に火がついて、「日本警視庁に帰らせていただきます」などと言い出さなければよいのですが・・・。
と、まあこんな調子で、まだ当分クラブ・ディーヴァではオペラ座の怪人モードが続きそうでございます。
クラブ・ディーヴァ 全力でイベントを終えて&スザク君の事情 [ホストクラブ「ディーヴァ」]
マダムTONTOでございます。みなさま、過日はクラブ・ディーヴァのハロウィンイベント「オペラ座の怪人ナイト」にご来店いただき、まことにありがとうございました。
仮面舞踏会も華やかに盛り上がり、思い出に残る素敵な一夜になれば幸いでございます。
うふふ、実は、当店の「オペラ座の怪人」はアンハッピーエンドではございませんの。
だって、シュヴァリエは銃で撃たれたくらいでは死にませんもの!(笑)
ファントム氏にはこれからもミステリアスにがんばっていただきたいですわ。
「スザク君はバイトに来ないのでしょうか?」と、お客様からお声をいただきましたが、何しろスザク君は神根島でL君(なぜか仮名)と決闘中のため、今回はバイトはお休みとなりました。
あの決闘の結末はいったいどうなったのか、気になるところでございます。
1対1の撃ち合い勝負なら、身体能力の高いスザク君が有利に思われますが、たとえヘタレといえどもL君は一応主人公ですので、そのあたりが心配です。
すみやかに決着をつけて、次のイベントには元気な姿を見せて欲しいものです。
さて、全力で企画したハロウィンイベントも終わりましたところで、母がまだ本調子ではないので、わたくし、この週末またもや実家へホームヘルパーに行くことになりました。
とはいえ、母はだいぶ食欲も出て元気になりつつありますので、心配はないと思いますが。
来週には戻る予定ですので、その時には、またお会いいたしましょう。
では、再びお目にかかれる日を楽しみに、本日はこれにて失礼いたします。ごきげんよう。
クラブ・ディーヴァ オペラ座の怪人ナイトⅢ [ホストクラブ「ディーヴァ」]
さあ、クラブ・ディーヴァ版「オペラ座の怪人」の始まりでございます!
照明を一度落としたフロア。中央にスポットライトが当たり、ファントム(カール)を映し出す。仮面をつけ、胸には青い薔薇をさした姿。
(なお青薔薇ネタはマダムうさぎりんご提供。ご自分のブログ「うさぎのしっぽ」に素敵なカールと青薔薇を描いてくださいました)
「私はオペラ座の怪人。報われぬ愛と、憎しみの炎に身を焼きながら、彷徨う者」
次いでスポットライトが隣の白いドレスのクリスティーヌ(ソロモン)へと移り、天使のような声で歌い出だす(歌の吹き替えはディーヴァ)
突然解任されるオペラ座の支配人キャリエール(デヴィ)。彼は新しい支配人ショレ(カイ)にオペラ座の地下に住むというファントムの話をするが、ショレは取りあわない。
舞台の始まる前、オペラ座のプリマドンナ・カルロッタ(ハジ)に言葉巧みに怪しげな薬を飲まされ、声が出なくなるクリスティーヌ。
極上の黒いドレスに身を包み、妖しく微笑む、美しくも棘のある悪の華・カルロッタ。
舞台は騒然とし、この仕打ちに怒ったファントムは、クリスティーヌを地下迷宮に連れ去ってしまう。
必死にふたりの行方を捜す、クリスティーヌの恋人シャンドン伯爵(ジョエル)とルドゥ警部(明智)。
クリスティーヌはファントムに「あなたの素顔を見せて」と願うが、彼が仮面を取ると、悲鳴を上げて逃げ出してしまう。手の届かぬ愛に絶望するファントム。
伯爵の元に戻ったクリスティーヌは自分のしたことを後悔するが、悲劇の歯車は回り続ける。
次々と殺人をおかし、ルドゥ警部に追われるファントムに、キャリエールは彼が自分の息子だと告白。父としてかばおうとするが、ついには警察に追いつめられてしまう。
警察に捕まる前に自分を撃ってくれと頼むファントム。すでに手傷を負った息子に、苦悩しながらも父は銃をむける。
銃声が響き、舞い散る胸の青薔薇の花びら。息絶えたファントムの仮面を取り、その顔を胸に抱いてクリスティーヌは優しく口づける。
ふたりの姿を照らす照明が徐々に暗くなっていく。
闇につつまれたフロアが、ぱっと明るくなる。キャストたちが手をつなぎながらお辞儀すると、割れんばかりの拍手。
ほっほっほ、オーナー命令でやってしまいましたわ、カルソロのKISSシーン!
この後はパリ・オペラ座の華麗なる雰囲気で仮面舞踏会を開催いたします。仮面は当店でもご用意しております。
クリスティーヌ役のソロモンとカルロッタ役のハジは、ドレスからタキシードへ、少々お着替えの時間をいただきます。
ファントム役のカールはそのままの扮装で、ダンスのお相手を。
それでは、どうぞ、今宵はごひいきのホストと心ゆくまでダンスをお楽しみ下さいませ!
こうしてクラブ・ディーヴァの夜は華やかに過ぎていくのでした☆
クラブ・ディーヴァ オペラ座の怪人ナイトⅡ [ホストクラブ「ディーヴァ」]
寸劇の前に、クラブ・ディーヴァ版「オペラ座の怪人」配役キャストを発表いたします♪
なお、わたくしの手元にある資料は宝塚で上演されたアーサー・ピコットの脚本のもので、劇団四季の「オペラ座の怪人」とは、多少キャストやストーリーが違いますので、ご了承くださいませ。
ファントム・・・カール オペラ座の地下に住む、天才的な作曲&演奏家。生まれながらの醜い容貌のため、仮面をつけ、オペラ座の怪人と呼ばれている。クリスティーヌの才能と美しさに惹かれ、彼女を一流の歌手にするために邪魔者を次々と手にかけていく。
クリスティーヌ・・・ソロモン 金髪の美しく可憐にして才能ある歌姫。なお、彼女の歌うシーンの吹き替え(いわゆるカゲソロ)はディーヴァが担当。
シャンドン伯爵・・・ジョエル オペラ座のパトロン。クリスティーヌの歌声に魅せられ、彼女に恋する御曹司(劇団四季バージョンでは名はラウル) ファントムが「闇」なら、彼は「光」といった役どころ。
キャリエール・・・デヴィ オペラ座の支配人だったが、解任されてしまう。実はファントムの父。
カルロッタ・・・ハジ オペラ座の筆頭プリマドンナ。クリスティーヌの才能に嫉妬し、彼女の成功を妨害する。
ショレ・・・カイ オペラ座の新支配人。妻のカルロッタに頭が上がらない。
ルドゥ警部・・・明智 パリ警察署長。殺人鬼と化したファントムを追いつめていく(何といっても本職!)
以上のキャストでおおくりしたいと存じます。
デヴィとカールが親子役!? とか、なぜハジがヒロインをいじめる敵役なのかとか、いろいろご不満もおありかと思われますが、そのあたりはどうぞお許しください。
クラブ・ディーヴァ オペラ座の怪人ナイトⅠ [ホストクラブ「ディーヴァ」]
クラブ・ディーヴァのオーナー・マダムTONTOでございます。みなさま、本日はようこそ、当店のハロウィンイベント「オペラ座の怪人ナイト」にお越しくださいました。
今宵は耽美な雰囲気をごゆっくりお楽しみくださいませ。
では、今夜の主人公であるファントム姿のカールよりご挨拶を申し上げます。
「ふははは、淑女の皆様方、ようこそ、私が主役のイベントへ! 妖しくも美しい世界へ共にゆこうではないか。レッツ・ハロウィン~!!!」
まずは恒例のシャンパンタワーで乾杯をいたしたく存じます。
おなじみ、ハジが黄金色のシャンパンを注ぎ、当店ナンバー1のソロモンが口上を。
「ハロウィンにおくる極上の夜に、そして君の瞳に乾杯」(←今夜の主役はカールなのでやや控えめ)
シャンパンのおかわりはご自由でございますので、ご遠慮なくお申し付けください。ルイスが腕をふるったカボチャ料理を初め、お食事もご用意してございます。
わたくしがベトナムから仕入れてまいりましたハスのお茶、ハスのクッキー、それに生春巻きもございます。
お食事の後は当店美形ホストたちによる「オペラ座の怪人」の寸劇をご披露いたします!(配役は明日のお楽しみ♪)
クラブ・ディーヴァのハロウィンイベント♪ [ホストクラブ「ディーヴァ」]
お久しゅうございます。ホストクラブ・ディーヴァのオーナー・マダムTONTOでございます。
わたくしはハードなベトナム旅行の疲れがやっと癒えたかと思ったら、今度は実家にホームヘルパーに行く羽目になり、あわただしい日々をすごしておりましたが、やっと落ち着いてお店の方にも復帰できそうです。
さて、ハロウィンが近づいてまいりました!
クラブ・ディーヴァでもハロウィンにちなんだイベントを開催いたします。
仮装パーティだけでなく、今年は趣向をこらして「オペラ座の怪人ナイト」を行いたいと存じます。
当店ナンバー1のコスプレキャラと言えば、もちろんカール!
彼に得意のファントムを演じてもらい、他の登場人物も当店の美形ホストたちで「オペラ座の怪人」の寸劇をお客様方にご披露する予定でございます。
残念ながら、かの有名な「シャンデリア落ち」のシーンは予算がかかりすぎるので、マネージャーのジョエルに却下されてしまいましたが・・・。
お店の内装もゴージャスにパリ・オペラ座の雰囲気にあつらえたいと思います。
寸劇が終わった後は華やかに舞踏会を催しますので、どうぞドレスアップしてお越しくださいませ。
もちろんコスプレも大歓迎でございます!
それではオーナー及びスタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
クラブ・ディーヴァとオペラ座の怪人 [ホストクラブ「ディーヴァ」]
パソコンで調べものをしていたのですが、なかなかよい資料が見つからなくて、すっかり肩が痛くなってしまいました。
ただでさえ肩こりがひどいというのに~。
ちなみに調べていたのは「オペラ座の怪人」の登場人物について、です。
ふっふっふ、クラブ・ディーヴァのハロウィンイベントの参考にするんですよ~。
ただいま鋭意準備中です! もうしばらくお待ちくださいませ。
クラブ・ディーヴァのティータイムⅡ [ホストクラブ「ディーヴァ」]
開店前のひととき。オーナーのベトナムみやげのハス茶を飲みながら、ホストたちが噂話中。
ハジ「ベトナムには私も行ったことがありますが、確かにとても暑いところでした」
ソロモン「でも君は灼熱のジャングルでも、いつもの黒服で涼しげな顔していたじゃないか」
ハジ「私はシュヴァリエですから、あのくらいはどうということはありません。しかし、人間にはかなりきついでしょうね」
ジョエル「日差しも強かったらしくて、焼くつもりは全くなかったのに真っ黒に日焼けしてしまい、ひと皮むけたそうですよ、オーナー」
モーゼス・カルマン「アンビリバボー! 僕らには信じられない!」
カイ「ぷっ、海水浴で真っ黒に日焼けして皮がむけるなんて、小学生みたいだな」
明智「今時の小学生だってもっと美白に気を使ってますよ」
ジョエル「本人もこんなことはウン十年ぶりだとショックを受けてました」
ソロモン「それで、オーナーはいつ頃お店に出てこられるんですか?」
ジョエル「まあ日焼けがおさまってからでしょう。鼻の頭の皮がむけていたのでは、ホストクラブのオーナーとしてサマになりませんからね」
ソロモン「早いとこ復帰してくれないと。ただでさえオーナー、コードナントカって番組にはまって、最近僕ら、影が薄いですからね」
ハジ「それは同感です」
ジョエル「そのコードナントカも第1シーズン最後のDVDとCDドラマが届いたそうですから、それで萌えたら後はしばらく大丈夫だと思いますよ」
カール「第1シーズンということは、第2シーズンがあるのか?」
ジョエル「あることはあるらしいんですが、いつになるかまだ全然未定みたいです」
ジョエル「ハロウィンには何やらあやしげなイベントをたくらんで・・・いえ、企画しているようですから、それまでには復帰するはずです。・・・さあ、そろそろ開店準備の時間です。みなさん、働いてください」
というわけでホストクラブ・ディーヴァ、ハロウィンにまたお会いしましょう♪
お久しぶり~♪ クラブ・ディーヴァのティータイムⅠ [ホストクラブ「ディーヴァ」]
ここは美形ぞろいのホストクラブ・ディーヴァ。最近オーナーは欠勤のようだが、しっかり者のマネージャー・ジョエルのもと、店は毎日きちんと営業している。
とある午後、ハジが出勤すると・・・。
ハジ「おはようございます。おや、何かいい香りがしますね」(※この業界は朝でも昼でも夜でも挨拶は「おはようございます」である)
ジョエル「ああ、おはよう、ハジ。これはハスのお茶ですよ。オーナーがベトナムみやげにと送ってくれたんです。君も一杯どう?」
ハジ「ありがたくいただきます」
デヴィ「ハスのクッキーもあるぞ。こいつもいける」
カール「みやげにフォーはないのか、フォーは」
ジョエル「フォーはありませんでしたが、生春巻きの皮が一緒に箱に入ってました。ルイス、今度これで生春巻きを作ってくれるかな」
ルイス「おお、まかせとけ」
ソロモン「ところで肝心のオーナーはどうしたんです? 『ベトナムで夏休みよ~♪』と浮かれてバカンスに行ったきり、店に出てこないじゃありませんか」
ジョエル「連絡は入ってますよ。現在自宅静養中で、みなさんによろしくとのことです」
カール「静養中? 軟弱な日本人には、あの国はけっこうハードだったかもしれんな」
ジョエル「とにかくすごい暑さで、食事はハーブ責めで、おまけに帰りのハノイからの便が急にキャンセルになっていろいろ大変だったみたいですね」
カール「ベトナム航空はアテにならん。変更・キャンセルなど日常茶飯事だからな」
ソロモン「カール、それ、行く前にオーナーに教えてあげました?」
カール「そういえば、言ってやろうと思って忘れた」
明智「ガイドブックなんて都合の悪いことは書いてありませんからね」
カイ「何やら苦難の旅ブログを細々と書き綴っているみたいだぜ。あ、ハス茶おかわり~」
(・・・ホストたちの噂話はまだ続く)
ホストクラブ・ディーヴァ 祭りのあと・・・ [ホストクラブ「ディーヴァ」]
みなさま、先日は当店の七夕イベントにご来店、誠にありがとうございました。オーナーのマダムTONTOでございます。
「願い事成就」勝ち抜きジャンケンも気合ビシバシと盛り上がり、大賑わいのフィナーレでございました。
残念ながらわたくしは主催者側でしたので、ジャンケンに参加することはできませんでしたが、今度こっそりスザク君に「駆け落ちごっこ」をしてくれるようお願いするつもりでおります。
スザク君にしてみればユフィやカレンならともかく、なぜ自分の母親のような年齢の女性と「駆け落ちごっこ」をしなければいけないのか? と疑問もわいてくるでしょうが、そこは人のいい彼のことですから、にっこり微笑んでOKしてくれるでしょう。
よく働いてくれたホストたちは本日は有給休暇でございます。何やらハジはまとめて休暇を取り、沖縄に行くと申しておりましたが・・・。親切なお客様が航空券を用意してくださったようでございます。
今日はお祭りの後、心地よい疲れを感じながら、わたくしは自宅でまったりと・・・。
久しぶりにホストクラブ・ディーヴァが書けて、楽しゅうございました。
連続ものの記事の途中でしたので、とりあえずは明日からは「ギアスのお局様」(笑)に戻ろうかと存じます。
えーと、どこまで進んでおりましたっけ?
そうそう、コードギアスドラマCD3の子ルルと子スザクのお話でした。
タイトルは「秘密基地の唄」
顔をあわせればケンカばかりしていた二人も、ようやく仲良くなってくれそうです。
そのうちにまたホストクラブ・ディーヴァも書きたく思います。
また何かネタなどありましたら、お教えくださいませ♪
追伸 ああ、このホストクラブがネット上のバーチャル・クラブではなく実在し、本当にわたくしがそのオーナーでしたら、毎日が美形ホストたちとの麗しき日々!
もう夫なんて面倒なモノ、いりませんわ~(←問題発言?)