実写よ、これが「進撃」アニメの神髄だ！Ⅰ

　下はライダーさんという作者が you tube に投稿した「エレン、巨人化」というタイトルの動画です。

　エレンが巨人に殺されたと知らされたミカサ。絶望して、巨人の前に身をさらし、生きることを放棄しようとします。

「この世界は残酷だ。そして、とても美しい・・・」

　が、あきらめたはずなのに体は生きようと、反射的に巨人に抵抗。自分でもとまどうミカサはエレンの「戦えー!!」という言葉を思い出す。

「ごめんなさい・・・エレン。わたしはもうあきらめない。二度とあきらめない。死んでしまったら、あなたを思い出すことさえできない」
　
　ミカサの頬を伝う涙。

「だから、何としてでも勝つ！　何としてでも生きる！」

　立体起動装置も使えず、折れた刃ひとつでミカサは巨人に立ち向かう！

　これは「進撃の巨人」のアニメ第７話、私が最も好きなシーンのひとつです。戦え！ というエレンの叫び。絶望的状況下での、ミカサの強い意志。

　この切ないまでの「想い」が実写版にはない。少なくとも伝わってこない。

　実写よ、これが「進撃」アニメの神髄だ！

　・・・見習ってほしいものです。