BLOOD+ カイ、恐るべき暴言～二人の女王の扱われ方 [BLOOD+ 全般]
ようやくディーヴァを倒したものの、最終回まで「この子たちを殺して、私も死ぬの。私たちは生きていちゃいけないの」と、グダグダ暗～く言っているサヤ。
ハジは「サヤの望みは私の望み」の人なので、サヤ説得にはまるでアテにならず、カイが一人で説得する羽目に！
「誰がそんなこと決めたんだよ！ おまえらを認めねぇって奴がいるんなら、俺がぶん殴ってやる！ そして、おまえが泣き虫で大飯食らいで普通の女なんだってことを、俺がわからせてやる！」
必死に熱弁をふるうカイ！
「俺が愛情注いで面倒みてやる。おまえの居場所くらい、俺が何とかしてやる。だから、おまえら俺のそばにいろよ！」
この後カイは「私はサヤに従う者。すべてはサヤの望みのままに・・・」なんて主体性ゼロのハジを一発ブン殴り、ようやく本当の気持ちを引き出します。
「おまえだってサヤを・・・サヤを愛しているんだろ！」
ハジの望みは、サヤの笑顔。そして、サヤが生きること。
カイとハジの口説き・・・ではなく説得に、やっと自分の本当の気持ちを語るサヤ。
「生きたい・・・」
サヤの説得大成功！ めでたしめでたし感動のシーンですが、それにしてもカイくん！
いくら非常時とはいえ、翼手の女王にむかって”泣き虫で大飯食らいの女”・・・。そんな暴言吐いたのは君くらいのものだろうなあ。
これがディーヴァ軍団の場合だと、
「女王にひざまずかぬ者は生きる価値がない」
とまで、女王様はあがめられていたのに。
ディーヴァは「姉さまはずるいよ。自分だけ人間扱いで・・・自分だけ幸せで・・・自分だけ楽しくて・・・」とサヤをうらやんでいましたが、ボルドー時代を除き、ディーヴァの方がよほど女王様として丁重に扱われていた気がするのは私だけでしょうか・・・？
そこが人間扱いたる所以なんでしょうね～。
でもサヤが幸せで楽しかったのってボルドーと沖縄だけ？ディーヴァの方はずっと女王様扱いでも満たされなかったのは、ネイサンの言うようにアンシェルの間違いとかいう深みなんでしょうか？
ネイサンなんでも知ってそうなのに、その辺うまーーーく喋らないまま終了ですもんね！
by ちあこ (2006-10-02 16:29)
ちあこさん、コメントありがとうございました～。
うーん、確かにサヤが幸せだったのってボルドーと沖縄だけかも。あとはずっと悩みっぱなしだった気がします。サヤ、暗いよー。
ディーヴァは女王様としてかしずかれた生活だったけど、やっぱり何かが満たされていなかったんでしょうね。ネイサンが言っていたように、家族が欲しかったのかな？ 私ならソロモン様がそばにいてくれたら充分幸せだけど（笑）
ネイサンは謎のまま幕引きになってしまいましたね。
by トントちゃん (2006-10-02 19:33)